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長嶋の偉業引き継ぐ4連覇…立教大に地元ファン声援

※スポーツ報道写真館「時空を旅する」(5)

オープンカーで街頭パレードの立大ナイン

 長嶋茂雄が巨人に入団した昭和33年春、母校の立教大野球部は東京六大学春季リーグ戦で破竹の10戦全勝を飾り、見事3連覇を成し遂げた。長嶋が4年の春・秋を連覇して卒業した後、後輩たちもその伝統を立派に引き継いでみせたのである。ちなみに、同年秋のリーグ戦も勝ち、立大は4連覇を成し遂げている。

 写真は33年6月10日、当時立大の野球場があった東京都豊島区東長崎の商店街で撮影されたもの。優勝パレードでオープンカーに分乗したナインを、大勢の地元ファンが取り囲んで祝福している構図は、現在の六大学野球では考えられないようなお祭り騒ぎだ。

 オープンカーの前列左側で連盟杯を手にしているのは、片岡宏雄捕手(中日、国鉄でプレー、元夕刊フジ記者、元ヤクルト球団取締役スカウト部長)。懐かしい写真を目にした片岡さんは、「天皇杯を持って立ち上がっているのは西崎(主将)。その左隣が松下総長で、総長の左にいるのが辻監督。西崎の右側に座っている黒い背広姿の男性は野球部長だった中川さんで、この方は後に日本の原子力学会の第一人者と呼ばれた人。ボクの右隣のユニホーム姿が外野を守っていた神野で、彼はノンプロ(日本ビール)で活躍した後、故郷の宮崎で大きな青果店を営み、武上(四郎、元ヤクルト監督)が出た大宮高校の監督などを務めた」と、解説してくれた。

 写真右上の看板にある「長崎眼科」は現在も当地にあり、そこから撮影地点を推察すると、現在の西武池袋線東長崎駅北口(東急ストア前)付近。片岡さんは「トンカツ屋さんとか理髪店とか、よく通ったお店がいっぱいあった。商店街の人たちは皆温かく、野球部を応援してくれた」と、青春の商店街を懐かしそうに回想していた。

ZAKZAK 2009/07/06

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