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球宴のカオになれるか…マー君&坂本幼なじみ対決

第1ラウンドは田中に軍配

 マー君こと楽天・田中将大投手(20)は試合前からお疲れ気味だった。オールスター第1戦で、グラウンドに姿を見せた次の瞬間からテレビ、ラジオ計6社の取材を相次いで律義に受けたが、どこでも絶対に聞かれるのが「セで最も対戦したい打者は?」という質問。しかも、求められている答えは1つしかないのだから、ちょっとつらい。

 小学生時代の6年間、同じ少年野球チーム「昆陽里(こやのさと)タイガース」でプレーした同級生、巨人・坂本勇人内野手(20)の存在がある意味で重くのしかかっている。

 最初は「(対戦したい打者は)特別にはホントにいないんですが、坂本との対決は注目されているみたいなので、持っている球種を全部使って抑えたい」と丁寧に答えていたが、そのうちに「『坂本』と言わざるをえない」とこぼし、最後は「坂本です」という短い受け答えにため息が混じった。

 さらに試合でも、先発のダルビッシュが打球を受けて緊急降板したことから、急きょ予定より1イニング早い2回から救援し、予定より1イニング多い3イニングを投げた。

 期待の幼なじみ対決“球宴版第1ラウンド”は3回1死走者なしで実現し、甘いコースに入った147キロ速球を坂本が打ち損ない、捕邪飛に終わっている。

 一方、ビジターチームとあって田中よりあとにグラウンド上に姿を現した坂本は、試合前から「(田中と)小さい頃に一緒に野球をやっていて、こういう舞台でやれるのはうれしい」、「三振かホームランというくらいの気持ちで」と手慣れたようにマスコミの取材を短く、軽やかにこなしていたのが印象的だった。札幌ドームをあとにする際にも「思い切って振れたのでよかった。悔いはない」とスマートにこなし切っていた。

 果たして田中Vs坂本は、オールスター名物の看板対決の域まで育つのだろうか。

ZAKZAK 2009/07/25

楽天ゴールデン