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米メディアも激怒! 松坂“機密漏えい”に厳罰必至

フランコナ監督「とてもおろかな判断」

 レッドソックスの松坂大輔投手(28)が28日、チーム首脳陣と地元メディアから集中砲火を浴びた。現在、右肩の不調で故障者リスト(DL)入りしてフロリダ州で調整中の松坂が、日本のジャーナリストに調整法への不満やミーティングでの機密情報を暴露していたことが発覚。これに対しフランコナ監督は「とてもおろかな判断」とバッサリと斬り捨て、ボストン各紙は「レッドソックスが激怒」と一斉に報じた。今後、球団から厳重注意、罰金などのペナルティーを受ける可能性もある松坂。ボストンを完全に敵に回してしまった。

 「レッドソックスはマツザカに対し、『がっかりしている』のではない。『完全に激怒している』のだ」

 こんな過激な記事が、28日付のボストンの有力紙である「ボストン・グローブ」(電子版)に掲載された。松坂が、チームだけでなく全米屈指の熱い声援で知られるボストンのメディア、ファンを怒らせてしまった。

 事の発端は、日本のニュースサイト「新S(あらたにす)」に27日に掲載された吉井妙子氏のコラム。松坂は同氏の取材に対し、今季の不振について「メジャーに来て自分の調整法ができなくなり、今はその貯金も目減りしてしまった」ことを挙げ、「この環境で練習を強いられたら、僕は日本のようなピッチングはもう出来なくなるかも知れない…」と心境を吐露している。

 高校時代から数多く投げ込むことで調整してきた松坂。これまでも再三、球数制限がありウエートトレ中心のメニューで調整するメジャー流に不満を漏らしてきたが、改めてチーム方針に異議を唱えた格好だ。このコラムの内容に、チーム首脳陣とボストンのメディアが激怒したのだ。

 ファレル投手コーチは「私たちは松坂に1億ドル(約100億円)投資している。彼を守り、最高のコンディションに仕立てあげなければならない」と反論。ボストン・グローブ紙は「日本には、お姫さまがたくさんいるらしい(わがままでナルシスト、自分のことしか考えていない、という意)。自分の功績は主張するが、責任は取らない。言い訳ばかりしている」と皮肉り、「冗談を言っているのか。君の勝利は、球団の打線援護や、ブルペンの援護によっても支えられている」と厳しく批判した。

 さらに問題視されているのが、松坂が最近行った首脳陣との話し合いの内容を暴露したことだ。松坂が日本人と白人、黒人とのトレーニング効果の違いを訴えたところ、ある首脳陣は「そんなことを認めてしまったら、僕は人種主義者としてマスコミの激しいバッシングに遭ってしまう」と声を裏返して否定したことが、吉井氏のコラムで明らかになった。

 ボストン・ヘラルド紙によると、フランコナ監督は極秘であるはずの会談の内容が明かされたことに落胆し、怒りをあらわにしたという。「とてもがっかりした。彼が彼自身の意見を持っていることに対してではない。私たちのミーティングは、私たちだけの極秘のものだったはずなのに、彼はそれを公に対して話してしまった。とてもおろかな判断だ」。

【首脳陣との確執深く】

 “機密漏えい”、しかも米国では最も避けたがる人種問題も絡む内容の発言をした松坂に対し、チームは今後、罰金を含めた厳罰処分を科すことも考えられる。レッドソックスは27日、松坂に事情聴取を行ったが、その詳細を明らかにすることは拒否。球団関係者からは「いずれにしても、“彼の記事中”で語られるんじゃないか(松坂が日本のメディアで反論するのでは)」と、痛烈な皮肉も飛び出したという。

 ボストン・グローブ紙は記事の中で、「マツザカは、われわれ米国の報道陣には、何一つ真実を語ってくれない。マツザカはレッドソックスを信用していないし、レッドソックスも、もはやマツザカを信用していない」とまで言い切った。

 首脳陣との間に深い溝ができ、地元メディアにも、そっぽを向かれた。今季1勝5敗と低迷し、復帰時期も未定の松坂。怪物が思わぬ窮地に追い込まれた。

ZAKZAK 2009/07/29

松坂大輔

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