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トラ鳥谷してやったり!Gゆるゆる守備にしっぺ返し

 阪神の鳥谷敬内野手(28)が30日の巨人戦で打撃だけでなく、走者としても巨人叩きを果たした。相手のゆるゆる守備に対し、間隙を突く好走塁でしっぺ返しだ。

 1回に右翼スタンドにライナーで飛び込む先制ソロを放った鳥谷。圧巻は8回の貴重な追加点につなげたセンターへの二塁打&走塁だった。

 金本の浅い右飛でタッチアップ、三塁を陥れた。「ホームグラウンドの自分たちが守っていてもイヤな風が吹いていたんで、ライトから一発で投げられる感じではないなと思って走りました」と、冷静な状況判断で機転を利かせた。

 次の新井の浅めの左飛では、ラミレス左翼手の捕球態勢が崩れるお粗末プレーに乗じて三塁タッチアップから果敢に本塁を狙って1点をもぎとった。「(ラミレスの)打球の捕り方から瞬間的に『いける』と」と鳥谷。相手の守備の甘さにつけ込み、してやったりだ。

 ちょうど今回のT−G3連戦中、球団関係者が「巨人側はプレーボール前にルーチンで行うシートノックをはしょった。夏場で体力温存という方針はわかるけど…」と、成績で大きく離された巨人に、試合前の準備態勢から余裕を見せつけられて悔しげだった。

 そんなところへ相手守備のスキをついた鳥谷の好走は、格好のしっぺ返しとなった。

 ともにお立ち台に立った金本に「いつもそれぐらい走ってください!」とカマされて苦笑していた鳥谷。3番打者がこれだけ抜け目ない走塁を常時見せられるなら、チームにまだ上がり目はありそうだ。

ZAKZAK 2009/08/31

阪神

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