【プロ野球実況中継】ニッポン放送にも待望の“大型”新人 立教大野球部出身、現楽天の田中和基選手の傍らで…

大泉健斗

 27日現在、球団ワーストのシーズン94敗まであと1敗と迫っているのがヤクルト。26日の巨人戦(東京ドーム)でドラフト4位ルーキー・中尾輝投手が8回の1イニングを無失点に抑えたのは、せめてもの明るい話題でした。この時期には各球団の順位が固まり、若手にチャンスが与えられる機会が増えます。

 手前みそですが、ニッポン放送にも新人スポーツアナが入りました。大泉健斗(24)。立教大学で野球部に所属。オリックスの大城滉二選手は同級生。ただし彼は4軍(!)でした。ポジションは?と訊いたら「はい、センターのアシストです!」と。サッカーか!ってツッコミたくなります。1年後輩でセンターのレギュラーだった現楽天の田中和基選手(23)の傍らでいろいろとお手伝いをする役目だったそうです。

 ドラフト3位ルーキーの田中選手は今季、いきなり俊足・好打の外野手として存在感を発揮しています。

 一方の大泉アナはこの夏、研修に明け暮れました。中継のない球場のブースで先輩アナウンサーの横に座り、ひたすら実況の練習。先日ソフトバンクの優勝実況を担当した76歳の宮田アナウンサーは、孫に教えるような感覚でしょう。人によって教える中身に齟齬のないよう横の連絡は密に。プロ野球のコーチの方々も指導するときはこうやっているんでしょうね。

 そして実りの秋、練習の甲斐あって大泉アナは見違えるようにうまくなりました。実況はまだですが、ベンチリポートデビューは間もなく。野球は4軍でも実況アナとしては1軍レギュラーを目指し第一歩を踏み出します。来年はきっと皆さんのお耳にかかると思いますので、よろしくお願いいたします。

 ちなみに、彼が入るまでニッポン放送スポーツアナウンサーの平均年齢はずっと私でした。日本の高齢化のさらに先を行く年齢構成です(笑)。新戦力の加入はいい刺激。私もまだまだ頑張ります。(フリーアナウンサー)

 ■松本秀夫(まつもと・ひでお) 1961年7月22日生まれ、東京都出身。早大卒、85年ニッポン放送入社。スポーツ部アナウンサーとして「ショウアップナイター」の実況などを担当。2005年ロッテ優勝決定の試合での号泣実況のほか、数々の名言がある。17年4月よりフリー。

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