ジーター氏、イチローとの契約言及せず 「ファンにとって好まれない決断することもある」

会見するジーター氏(共同)

 球団買収で、マーリンズの最高経営責任者(CEO)に就任したデレク・ジーター氏(43)=元ヤンキース=が3日(日本時間4日)、マイアミで記者会見を行い、「ファンを球場に呼び戻したい」と抱負を語った。去就が注目されるイチロー外野手(43)については「とても好きな選手の1人だ」と印象を語ったが、契約については言及しなかった。

 イチローの年俸2万ドル(約2億2000万円)の来季契約は、球団が選択権を持っている。ジーター氏は「今後、マイケル・ヒル編成本部長(46)らと具体的に戦力整備について話し合う」とした。

 マーリンズは8年連続負け越しで、今季の観客動員は1試合平均2万人でメジャー28位。5000万ドル(56億円)の赤字を出した。選手の総年俸は1億1500万ドル(130億円)で再建は急務。ジーター氏は「今後、(ファンにとって)好まれない決断をすることもある」とした。

 念頭にあるのは今季59本塁打を放ったジアンカルロ・スタントン外野手。13年3億2500万ドル(370億円)の巨額契約は重荷だ。マッティングリー監督は「続投か」と地元紙が報じている。旧友イチローの処遇はそのあとになりそうだ。