「中国スーパーリーグ」日本選手を締め出し 外国人出場制限で佳純らプレーできず

中国選手からも警戒される平野

 卓球の世界最高峰「中国スーパーリーグ」への日本選手の参加が今季から認められないことが5日までに明らかになった。中国協会が同リーグに全ての外国人選手を出場させない方針を固めた。

 少なくとも2020年東京五輪までは参戦できない見込みで、卓球王国の中国に肉薄している日本選手を警戒し、締め出そうとしているとみられる。

 中国スーパーリーグは省や市を本拠地としたクラブが競い合う世界最高レベルの卓球リーグ。福原愛(28)が4季にわたって活躍するなど日本選手も参加してきた。今季は、平野美宇(17)と石川佳純(24)が参戦を予定していたが、平野が加入予定だったクラブから今月に入って受け入れができない旨の連絡が届いた。

 平野は昨年初めて同リーグに挑戦して実力をつけ、今年4月のアジア選手権でリオデジャネイロ五輪女王の丁寧ら中国3選手を破って優勝するなど飛躍につなげた。福原は流ちょうに中国語を話し、中国でも人気を誇って橋渡し役になっていたが、結婚して競技にひと区切りつけたかたちになっている。

 これまでも五輪の約1年前から中国側は日本選手の受け入れを制限してきたが、関係者は「3年前は少し早い。中国のメダル独占に向け、日本をターゲットにしている」と分析している。近年の日本選手は同リーグで高レベルの試合経験を積んできたが、新たな強化策を練る必要がある。