独占直撃! 楽天・則本昂大「僕と輝星は似ている…背格好も、直球の感じも」 甲子園大会前から「注目していた」

投球フォームにも共通点がある?則本(写真)と吉田輝星

 日本ハムのドラフト1位ルーキー・吉田輝星投手(18)=金足農高=は「目指す選手」「憧れ」として、楽天・則本昂大投手(28)の名前を事あるごとに挙げてきた。昨季まで5年連続でパ・リーグ最多奪三振のタイトルを獲得している剛腕。沖縄・金武町で行われている楽天の2次キャンプを夕刊フジが直撃すると、則本も昨夏の甲子園大会以前から吉田輝に注目していた。(片岡将)

 --お疲れ様です。昨日(12日)ブルペンで150球を投げ込んだが、一夜明けても元気そう

 「(1次キャンプ地の久米島から)沖縄本島に来て早い段階で数を投げて、いい形のフォームを体に覚えさせたかった。体調がいいし、疲れもない。ブルペンと打者に対して投げるときでは疲れ方が違いますが、ここまでは順調に来ています」

 --昨夏の甲子園大会では、「憧れ」の存在に則本投手を挙げる高校球児が多かった

 「自分はそんなに大きくないし、イメージのしやすさがあるのかもしれませんね。名前を挙げてもらえるのはうれしいし、励みになります。そう言ってもらえる存在で長くいたいです」

 --剛速球と三振を多く奪う投球スタイルも“人気”の秘密

 「高校生には、小さくまとまってほしくないです。テクニックを身につけるのは後からでもできる。できるだけ可能性を追求してくれたら」

 --日本ハムの吉田輝星も則本投手に憧れている

 「僕も去年の夏、秋田大会での彼の映像を見たときから注目していましたよ。『自分に似た投球をするなぁ』って思ったんです。背格好も、直球の感じも似ている」

 --スカウト陣からも、「則本投手と吉田は似ている」との声が上がっていた

 「直球の伸びですよね。吉田の方が質のいいボールを投げている。でも、自分も今季はもっとよくなっていける手応えがありますよ。あとは変化球の精度が高まってくれば面白い」

 --自分の18、19歳の頃を振り返ると?

 「大学1年の頃ですよね。全然(ダメ)ですよ。ナゴヤドームでスピードガンコンテストとかに出てました(笑)。アルバイトはしてなかったですね。おかんに『バイトするなら野球をやめろ』といわれていたので。そこから考えたら、吉田がいかにすごいかって話です」

 身長178センチの則本に対し、吉田輝は176センチ。吉田輝を担当した日本ハム・白井康勝スカウトは「下半身の筋肉の付き方がそっくり」と指摘する。

 則本は滋賀・八幡商高時代には甲子園に縁がなく、三重中京大4年時の大学選手権で名をあげた。2012年のドラフトでは日本ハムも則本の2位指名を検討していたが、ウエーバーで楽天の指名順の方が早かった。歯車が一つ違えば、2人は同じユニホームを着ていた可能性もあった。