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Aロッド昨季3000安打達成も今季窓際 ルース本塁打にも迫るが…

 マーリンズ・イチロー外野手(42)が、米大リーグ史上30人目となる通算3000安打に到達しようとしている。では前回、29人目の偉業を成し遂げた選手をご存じだろうか?

 正解はヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手だ(ちなみに28人目は元ヤ軍のデレク・ジーター内野手で2011年に達成)。今月27日で41歳になるAロッドは、昨年6月19日・タイガース戦(ニューヨーク)でジャスティン・バーランダー投手から右翼席へ本塁打。大台到達を史上3人目のアーチで飾った。

 年齢を感じさせないイチローとは対照的に、今季のAロッドは絶不調。前半戦は打率・220、8本塁打、28打点に終わった。特に右投手を打てず、前半戦終盤の起用は相手先発が左腕時のDHに限られてしまった。

 地元メディアによると、Aロッドは球宴期間中に一塁の守備練習を始めたという。マーク・テシェイラ内野手の休養日に出場できるよう準備。右太ももに不安を抱えながらプレーしているスイッチヒッターのカルロス・ベルトラン外野手がDHに入る可能性もあり、さらに打席に立てなくなる危機感もあるようだ。

 「監督の選択肢を広げるのは悪いことじゃない。昨季は600打席以上立っていたからね。今は先発メンバー入りに集中しているんだ」

 マリナーズ時代は強肩と広い守備範囲を誇る大型遊撃手。02、03年とゴールドグラブ賞を獲得したが、一塁手でのプレーを試みるとは隔世の感がある。しかも打撃不振とはいえ、通算3000安打の翌シーズンに“窓際”の扱いを受けている。

 現在、通算696本塁打。史上4人目の大台だけでなく、ベーブ・ルースの714本塁打にも迫っているが、打席に立てなければ本数は増やせない。一塁手挑戦という窮余の策は、偉業達成に結びつくのだろうか。 (サンケイスポーツ一般スポーツ担当部長・田代学)

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