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1軍で苦闘する甲子園スターたち 楽天・オコエ ロッテ・平沢

 7日から全国高校野球選手権が開幕します。7月31日にロッテvs楽天戦(QVCマリン)を取材した際は、昨夏の甲子園をわかせた仙台育英高出身のロッテ・平沢大河内野手と、関東第一高出身の楽天・オコエ瑠偉外野手のプレーを久々に拝見しました。

 8月2日現在での両選手の1軍成績は、平沢が出場7試合で10打数無安打7三振。オコエが50試合で115打数20安打、打率・174。ともに苦しんでいます。

 2人に共通するのは1軍の打席数が少ないこと。特にオコエは5月下旬から1軍に定着し、7月前半までスタメンを務めながら結果を出せず、同月後半の10試合ではわずか6打数でノーヒットでした。

 打席に立つには、同一球場で1、2軍によるデー&ナイトの親子ゲームがあれば好都合ですが、これが意外と少ない。今季のロッテの場合、ホームゲームでは5月6日と7月5日に行った以外、組まれていません。

 堀打撃コーチは平沢について「高校生としては力があるし、練習ではきちんとこなせるんです。ただスピードについていけない部分があるので、本当は打席に立たせてやりたいんですが…」。

 楽天・池山打撃コーチもオコエについて「外のストレートが見えなくなり、そこで足踏みしてしまっている。2軍で打席に立たせたいけど、なかなかチャンスがありません」と同じ悩みを抱えています。

 苦肉の策として、先月29日にオコエは鎌ケ谷でのイースタン・リーグ日本ハム戦に志願出場してからQVCマリン入り。平沢も鎌ケ谷の試合がある際には、かけ持ちで本拠地の試合に出るようにしているとのこと。その点、至近距離に第2球場がある西武は若手育成には最適の環境でしょう。

 甲子園での後輩たちの刺激を糧に、彼らが昨夏のように輝けるか注目です。

 ■松本秀夫(まつもと・ひでお) 1961年7月22日生まれ、東京都出身。早大卒、85年ニッポン放送入社。スポーツ部アナウンサーとして「ショウアップナイター」の実況などを担当。2005年ロッテ優勝決定の試合での号泣実況のほか、数々の名言がある。

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