記事詳細

女性初の“米野球殿堂入り記者”誕生か 「テイラー・スピンク賞」12月に発表 (1/2ページ)

 米大統領よりも先に、女性初の“米野球殿堂入り記者”が誕生するかもしれない。先日、米国から『テイラー・スピンク賞』の投票用紙が届き、候補者3人の中にクレア・スミス記者(62)の名前があった。

 同賞は1962年以来、長年にわたって優れた大リーグ報道をしてきた記者と放送関係者に贈られてきた。受賞者は毎年7月にニューヨーク州クーパーズタウンの野球殿堂で催される式典でスピーチを行い、顔写真が殿堂内に掲げられる。

 スミス記者は83年にヤンキースを担当し、大リーグでは女性初の番記者となった。ニューヨーク・タイムズ紙やフィラデルフィア・インクワイアラー紙を経て、現在はスポーツ専門テレビ局『ESPN』で編集デスクを務めている。

 「球団ごとに交渉して、(クラブハウスに)入っていくと『女は出ていけ』『女がいたら話さない』と罵声を浴びせられ、憂鬱でした」と同記者から聞いたのは4年前。現在は試合の前後にクラブハウスがメディアに開放され、取材証さえあれば性別や国籍に関係なく入室できるが、ナ・リーグは84年まで女性記者を締め出していたという。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう