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楽天初のFA投手獲得のウラ 暖房施設充実などで岸の不安払拭 (1/2ページ)

 西武からFA宣言していた岸孝之投手(31)の楽天入りが決定。11月18日のコボスタ宮城での会見で、右腕は「チームに貢献したい。優勝しないと来た意味がない」と意気込んだ。

 西武で通算103勝を挙げた実力者が加入しただけに、楽天側の喜びようは尋常じゃない。交渉で口説き落とした星野仙一球団副会長(69)は「岸の加入だけで十二分に優勝争いができる」とコワモテの顔を緩ませた。来年以降のFA補強に向けたエポックメーキングになったからだ。

 監督時代の星野氏は“闘将”の異名通り、闘志を前面に出した指揮ぶりが有名。それ故「泣かぬなら殺してしまえホトトギス」で有名な戦国武将、織田信長に例えられるが、人物的には「泣かぬなら泣かしてみせようホトトギス」の豊臣秀吉に近い。

 太閤秀吉は調略にたけ、敵方の要人を寝返らせて戦局を有利に運び、天下を取った。その手法から“人たらし”といわれたが、星野氏も負けていない。迫力満点の表情から「オマエと野球がしたいんや」、「迷ったら前に進め」など相手の心をくすぐる言葉や条件を繰り出し、阪神監督時代には金本、楽天では松井稼、岩村ら好打者たちを口説いてきた。

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