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“走り一筋20年”の巨人・鈴木が引退 消えゆくスペシャリスト (1/2ページ)

 走り一筋20年、今季限りで惜しまれながら巨人を引退した鈴木尚広さん(38)に、お話を伺う機会がありました。

 曰わく「モーションの癖だけを見て走ろうと思ったことはありません。グラウンドや試合の状況に始まり、投手の持ち球やその日の調子から性格に至るまでを考えて走っていました」

 相手投手の性格まで!? 鈴木さんとは長年グラウンド内外でさまざまな会話をしてきましたが、正直そこまで突っ込んだ話を伺ったことはありませんでした。取材力不足を痛感するとともに、彼がスペシャリストとして生き抜くためにやり続けてきた、不断の努力を今更ながら目の当たりにした気がします。

 同時に現状の巨人について考えました。昨オフは高橋由伸(現監督)、井端弘和(現コーチ)という代打の切り札2枚が引退し、今オフは代走の専門職がユニホームを脱ぎました。巨人にはスペシャリストといわれる人材がいよいよ少なくなったなと…。

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