記事詳細

独立リーグ入りの井川慶という男 どんな形であれ阪神に戻すべき人材 (1/2ページ)

 私にとって阪神時代のかわいい後輩、井川慶(37)が関西独立リーグ「ベースボールファーストリーグ」の兵庫ブルーサンダーズの一員に加わりました。

 井川の野球を見る目は確かで、1年後輩の藤川球児がプロ入りしてきた頃、まだ線の細さばかりが目立っていた球児をこう評していました。

 「藪さん、あいつスゴイ球を投げますよ。速球の質が違いますよ」

 オン・オフの切り替えがうまく、休みの日には当時住んでいた虎風荘の屋上でラジコンヘリを飛ばす、少年ぽい一面を持っていました。

 当時1軍で投げていた私は、井川の大成を願い時間を見つけてはアドバイス。それは20勝して沢村賞に輝いた2003年以降も同じで、ある時には井川と同じタイプの左腕ヨハン・サンタナ(元ツインズ、メッツ)の映像をDVDにまとめて届けたこともありました。

 井川はポスティングシステムを利用し07年から大リーグ・ヤンキースに移籍しました。2年間で通算わずか2勝に終わりましたが、途中で私を担当した通訳が井川についたので、彼を通じて助言を送り続けました。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう