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新化?由伸巨人、超豪華“30億円福袋” 大規模補強を敢行も…適材適所とはいかない (1/2ページ)

 3年ぶりのリーグ優勝を目指す巨人。2017年のテーマは「値段と中身」だ。このオフに球団フロントは大規模な補強を敢行。いわば30億円超の超豪華福袋を買ったようなものだが、それだけの値打ちがあるかは開けてみないと分からない。

 「補強」とは足らない部分を補うこと。安定感を欠いた沢村に代わる抑え候補のカミネロ、中堅手のレギュラーを任せられる陽岱鋼の獲得は当を得たものだ。だが福袋の中に、一家に1台あればいい炊飯器が入っていたら、扱いに困る家庭もあるはず。そういう意味で巨人の現状を考えれば、約2億円もかけたマギーの補強は余計に思える。

 37歳の阿部、36歳の村田との3つ巴で一、三塁の定位置を争わせる構想のようだが、調子の善しあしでうまく使い分けられるだろうか。ベテラン勢の危機感をあおるライバルが、次代を担う若手というならまだしも、34歳と年齢が近い外国人。しかも大枚をはたいた以上、ある程度は使わざるを得ない。競争意識がプラスに働くどころか、かつての清原とペタジーニのように並び立たず、内紛を招く不安がある。

 福袋が思った通りの中身かどうかはさておき、高橋監督はこれ以上の戦力をどうやって獲るのか、と思えるほどのおぜん立てをしてもらった。昨年6月末に私は東京ドームでじかに話して高橋監督の思いに触れ、夕刊フジ紙上で「勝ち負けを争う1軍のための補強がなっていない」と擁護したが、2年目は待ったなしだ。

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