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上原、田沢とともにRソックスから去る「ハイチュウ」

 米大リーグのレッドソックスで親しまれた“ジャパニーズトリオ”が、今季から見られなくなる。4年在籍した上原浩治投手(41)はカブス、マイナーリーグから生え抜きの田沢純一投手(30)はマーリンズへ移籍。

 そして、クラブハウスやベンチに常備されていたチューイングソフトキャンディ『ハイチュウ』(米国ではHI-CHEW)が姿を消すことがわかった。

 「契約満了のためです。米国での知名度アップなど一定の効果は得られ、レッドソックス様には感謝しております」と製造元の森永製菓コーポレートコミュニケーション部。米国で2008年から本格的な販売を始め、14年にレ軍と正式なスポンサー契約を交わし商品の提供やサンプリングをしてきた。

 大リーグでは、クラブハウスやベンチにガムやヒマワリの種が置かれている。テレビの珍プレー集などでガムを膨らませ過ぎて顔についたり、守りながら種の殻を口から飛ばしている姿を見たことがあるだろう。

 球団関係者によれば、レ軍でハイチュウが広まったのは田沢がきっかけ。日系スーパーなどで購入し、ブルペンで一緒に待機する救援投手陣に差し入れた。徐々に選手間で人気が高まり、森永製菓との契約にまで至ったという。選手ではハワイ出身のシェーン・ビクトリノがよく頬張っていたし、選手用なのに手を伸ばす米記者も多かった。レ軍から大リーグ全体に知名度が広がるにつれて、米大手スーパーの店頭でも見かけるようになった。

 森永製菓によれば、ドジャースはまだ契約期間中のため、今季も『HI-CHEW』が提供されるそうだ。前田健太投手(28)には朗報だが、レ軍からは日本のスイーツを恋しがる声が上がるはず。米進出を狙う菓子メーカーには商機かもしれない。 (サンケイスポーツ一般スポーツ担当部長、田代学)

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