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米殿堂入り、抑え投手になぜ厳しい? トレバー・ホフマン、2年連続で落選のウラ (1/2ページ)

 米野球殿堂入り選手が18日に発表された。全米野球記者協会名誉会員の筆者は、昨年末に日本から投票。選出された3氏のうち、元捕手のイバン・ロドリゲス氏に票を投じなかった理由については、20日付のサンケイスポーツで述べた。

 「有資格1年目での殿堂入りは最高の栄誉。『少しでも迷うなら見送るべし』という結論に至った」

 禁止薬物使用の確たる証拠がなくても、少しでも自分の中に疑念があれば投票しないつもりだった。くしくも発表直後には、米FOXスポーツ電子版が「3氏のうち2氏が禁止薬物を使用していた」という元選手の“告発”を報じた。

 グレーな選手に票が集まるようになった一方、抑え投手に対する評価は相変わらず厳しかった。歴代2位の通算602セーブを誇るトレバー・ホフマンは、選出ラインに5票足りず2年連続で落選。同3位(478セーブ)のリー・スミスは15年連続の落選で、規定により来年の候補リストから消えることになった。

 9回1イニングしか投げない現代のクローザーは通算投球回数が少ないこともあり、統計学を用いた選手の総合評価は野手や先発投手よりも低い。これまで殿堂入りした5人の救援投手は、先発でも実績があったり、通算セーブの半分以上を“イニングまたぎ”が占めている。

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