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【江尻良文の快説・怪説】「殺人スライディング」厳禁でまた混乱必至 NPB、マスコミ向け説明会も消えない疑問符 (1/2ページ)

 昨季は選手のケガ防止のため、本塁上で「コリジョン(衝突)ルール」が厳格適用され、球界OBなどからは批判が噴出し大論争となった。今季からは本塁以外でも、併殺を防ぐためにベースではなく野手に向かって危険なスライディングを仕掛けることが厳しく取り締まられる。1月30日には、日本野球機構(NPB)が都内で「併殺を試みる塁へのスライディングおよびリプレー検証」に関し、テレビ、ラジオ、新聞社向けに説明会を開いた。

 昨季、コリジョンルールをめぐり球界が紛糾したのは、球団首脳、現場サイドの理解不足もさることながら、実はマスコミ各社の認識不足も要因だった。

 たとえば、テレビ中継を見ていると、本塁ベース上の交錯プレーをめぐりアナウンサーが「監督の抗議でリプレー検証が行われています」と紹介することがしょっちゅうあったが、リプレー検証はあくまで責任審判員が必要と判断した場合にのみ行われるもので、監督に抗議されたからといって行うものではない。

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