記事詳細

まさかの展開が無くなる敬遠“申告制” 日本は追随するな (1/2ページ)

 これには猛然と異を唱えたい。米大リーグ機構(MLB)が先日、敬遠四球のルール変更を選手会に提案したことが判明。合意すれば、ボール球を4球投げなくても、敬遠の意思を示すだけで打者を一塁へ歩かせることができるようになる。

 「試合時間の短縮に関するルール変更を検討している」とはロブ・マンフレッド・コミッショナー。2年前の就任以来、熱心に取り組んでいるが、このルール変更には首をかしげる。敬遠を巡るさまざまなドラマ、まさかの展開が見られなくなってしまうからだ。

 ツインズの公式記録員から、通算3053安打で同打率・328を誇る殿堂入り内野手、ロッド・カルーのエピソードを聞いたことがある。1976年5月の試合で、相手投手に勝負させるため敬遠のボール球を2度も空振り。故意に追い込まれたが、一塁へ歩かされた。すでに4年連続で首位打者に輝いていたカルーが、いかに怖い打者だったかわかる。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう