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プロ野球OP戦に異変あり ロッテが驚異の勝率・923マーク、観客席にも驚きの数字が…

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の陰に隠れていた格好のプロ野球オープン戦だが、実はいくつかの異変が起こっている。

 まずはロッテが23日現在、12勝1敗3分、驚異の勝率・923をマークし首位を大独走中。2位はオリックスで8勝3敗2分、同・727。3位には阪神とソフトバンクが8勝5敗2分、同・615で並んでいる。

 ロッテと阪神は2005年を最後に11年間、オリックスに至っては1996年を最後に20年間もリーグ優勝から遠ざかっている。

 ロッテは就任5年目を迎えた伊東監督が今季リーグ優勝を宣言。阪神は就任2年目の金本監督に対し、坂井オーナーからリーグ優勝の至上命令が出されている。昨季最下位に沈んだオリックスの宮内オーナーはキャンプ視察の際、首脳陣、ナインに「最下位のチームが普通に練習をやっていれば、今年も最下位だ」と痛烈なゲキを飛ばした。トップによる叱咤激励に選手の目の色が変わっているということか。

 観客席にも異変が見られる。暖かい天候に恵まれた春分の日の20日、各球場に多くのファンが足を運んだ。昨季19年ぶりの最下位に転落、観客動員も12球団中6位(一昨年は5位)に終わった中日主催の日本ハム戦(ナゴヤドーム)には、この日行われたオープン戦で最も多い3万2492人が詰めかけた。

 また、平日の23日にナイターで行われた巨人-日本ハム(東京ドーム)は、なんと4万186人を動員した。WBCからペナントレースへ。ファンの気持ちの切り替えは済んでいるようだ。 (江尻良文)

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