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ロッテ、公式戦でも期待できるワケ オープン戦で断然首位、防御率も12球団唯一の1点台

 開幕直前のこの時期は、どのチームのファンも「今年こそ日本一」という夢を持てる、ある意味いちばん幸せな時間かもしれません。

 オープン戦の成績では、千葉ロッテが13勝2敗3分で12球団ダントツの首位でした。たかがオープン戦、されどオープン戦。ここ10年の首位チームのうち4チームがペナントレースも優勝していますから、あながちフロックともいえません。

 しかもロッテのチーム防御率は1・46。12球団唯一の1点台です。小林雅英投手コーチいわく「まだ信頼はしていませんが、いい準備ができました。唐川、大嶺祐の2人が“大人”になってくれたこと、ルーキーの佐々木千隼(ドラフト1位・桜美林大)の入団で競争意識が働いたことが大きい」。

 先発投手だけでも、涌井、石川、西野、唐川、スタンリッジ、佐々木、大嶺祐、二木と余分に指が折れます。抑えも馬力のある益田に加えて内が万全なら、かなり強力だと思うのですがどうでしょうか。

 そもそも昨年、一昨年と下馬評が低いにもかかわらず3位に滑り込んだロッテの試合巧者ぶりは出色。今年も日本ハム・ソフトバンクをおびやかすダークホース的な存在かもしれません。

 一方でオープン戦の巨人は5勝14敗で12球団最下位。読売新聞グループ本社の渡辺主筆は「わざと負けた」とおっしゃったものの、過去10年のオープン戦最下位チームはペナントレースでも5回最下位というデータがあります。なによりオープン戦の防御率が4・27(12球団中11位)という投手陣の整備を本番でどうするのか。

 さてニッポン放送ショウアップナイター、開幕の31日は巨人対中日戦を里崎智也さんの解説、私・松本の実況で夕方5時半からお届けします。

 31日をもってニッポン放送を退社するので、社員として最後の放送です。お聴きいただければ幸いです。

 ■松本秀夫(まつもと・ひでお) 1961年7月22日生まれ、東京都出身。早大卒、85年ニッポン放送入社。スポーツ部アナウンサーとして「ショウアップナイター」の実況などを担当。2005年ロッテ優勝決定の試合での号泣実況のほか、数々の名言がある。

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