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巨人V9時代の5番・末次さんが熊本に 被災地勇気づける野球の力感じた (1/2ページ)

 18日、震災から1年余りが経過した熊本藤崎台球場で巨人-ヤクルト戦を実況してきました。

 隣接する熊本城の惨状や、崩れかけたままの家々を目の当たりにするにつけ、復興への道のりがいまだ遠く険しいことを思い知らされます。

 ところで球場で懐かしい方にお会いしました。現在ジャイアンツアカデミーのフランチャイズスクールで少年野球指導の統括をされている末次利光さん(75)。V9時代には王、長嶋のあとの5番打者として鳴らしました。熊本は人吉ご出身で、今回は熊本の生徒さんたちを指導するためにいらっしゃったとのこと。

 人吉は震災による大きな被害が少なかったものの、生徒さんの中には益城や阿蘇で被災された方もいらっしゃるそうです。

 「いやいや子供たちはみんな元気ですよ。正直言って、震災のあと当分の間はスクールも開催できないと思っていました。ところが彼らの方から早くやってくださいって頼まれたんです」

 この日の始球式のように、子供たちが元気に野球をする姿をみれば、大人たちも勇気をもらえるのでしょう。

 また練習中、末次さんに深々とお辞儀をしていたのは鎮西高校出身の後輩・立岡宗一郎外野手(26)。

 「高校のときスカウトとして彼の姿を見ていたんだけど、それっきりになっていた。久々に会えました」と末次さん。

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