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【ぴいぷる】佐藤摩弥、オートレースで男子に負けない“女子”力UP!人気先行のアイドルレーサーから実力兼備のクイーンへ (1/3ページ)

 明るいブラウンのロングヘアが春風に優しくなびく。プロテクターを装着し、オートレース場で颯爽とバイクに跨る姿は大きく映るが、黄色いブラウスを着た素顔の“サトマヤ”は小柄できゃしゃ。ファッション誌から飛び出たようにキュートで、からし色と水色のネイルも鮮やかだ。

 「実物は『小さいね』って、よく言われます。きょうのファッションは春っぽいイメージ。ネイルにも驚かれますが、バイクの整備は細かい作業が多くて指先を使うから、補強にもなっていいんですよ」

 男子と火花を散らすレーサーのイメージとはかけ離れた笑顔と、ゆったりとした口調。ただ、サーキットに入れば凛々しい“女戦士”へ変貌する。排気量600ccのマシンを操り、1周500メートルの楕円形コースを最高時速150キロで疾走する。

 「1着でゴールできたときは気持ちがいい。そのためにやっているようなものですね。ヒヤッとするシーンもあるけど、スタート前から怖いということはありません。それを思っていたらレースはできませんから」

 外でばかり遊んでいたヤンチャな少女が、バイクに初めて乗ったのは5歳のとき。「父が昔モトクロスをやっていて、2歳年上の兄が始めたんです。最初は一緒についていくだけでしたが、自然と乗っていましたね」

 オフロードのモトクロスで活躍し、2005年のKIDS中学生クラスとレディースクラスで王者に。「バイクの経験を生かせる仕事につきたい」と思っていたら、07年、女性にオートレーサーへの門戸が開かれた。「高校の面接でも“将来はオートレーサーになる”と言っていました」。親の勧めもあって原付免許の取得など受験資格を満たすのを待ち、10年に受験して一発合格。高校を中退して、選手養成所の門をくぐった。

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