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【藪恵壹 藪から棒球】楽天快進撃の裏に陽気な助っ人のアシストあり カギはベテラン・嶋の休養タイミング (1/2ページ)

 “春の珍事”とまでは言いませんが、昨季まで3年連続Bクラスの楽天の首位快走には驚いています。

 開幕直前の私の順位予想は「3位」。西武からFA移籍した右腕・岸の加入は大きなプラスとみていましたが、開幕直前にインフルエンザを発症。ようやく治ったかと思えば、今度は腰痛で先発を緊急回避。先発ローテ入り予定だった安楽も右大腿二頭筋部分損傷で出遅れています。

 そのマイナス要素をカバーしてあまりある活躍をしているのが、助っ人たちです。超攻撃型打線の核で2番に座る2年目のペゲーロが打ちまくっている裏には、ウィーラー、アマダーと支え合う姿勢があります。

 3人とも1987年生まれの30歳。外国人枠を競うライバルでもありますが、来日3年目で陽気な性格のウィーラーを中心に、非常にいい雰囲気です。私は今春、沖縄・金武町でキャンプを取材しましたが、全力疾走しないアマダーをイジりながら真剣に練習するよう促す姿は印象的でした。球団史上初の日本一に輝いた2013年は、メジャーで輝かしい実績を持つジョーンズがマギー(現巨人)に相手投手の癖や配球を助言、その結果2人とも好成績を残した状況と似ています。

 投手陣ではハーバード大卒のインテリ新外国人右腕、ハーマンがセットアッパーとして貴重な役割を果たしています。私は春季キャンプ中、彼からブルペンで1日200球投げ込む是非を聞かれました。日米両方でプレーした経験から「無理に合わせる必要はないけれど、意味があるとすればスタミナ強化だよ」と助言。すると、即座にベースボールと野球の違いを納得していました。

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