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楽天・松井稼が闘う“強敵” 国内通算200号も…出場試合激減で体感できない生きた球 (1/2ページ)

 パ・リーグ首位・楽天の松井稼頭央外野手(41)が試合勘という名の強敵と闘っている。

 プロ23年目。今季の出場数は4月26日時点で、チーム19試合中わずか6試合。ベンチを温めることが圧倒的に多い。

 今季2度目の先発となった22日・ソフトバンク戦(ヤフー)では、右腕の加治屋から左打席で国内通算200号を放ち、プロ野球史上100人目、スイッチヒッターでは2人目の記録を作ったが「いやいや、まだまだ」と気を抜かない。

 理由はチーム選手層の充実だ。外野には絶好調のペゲーロ、若手の岡島、島内、ベテラン聖沢らがそろい「勝ち試合の守備固めのパターンも決まっている」(球団関係者)ほど。また、首脳陣は勝負強い右打席を買って相手先発が左投手の際に起用する方針のため、出場機会が減っている。

 心配なのが試合勘だ。打席で投手の生きた球を体感できず、守備でも複雑な回転がかかる打球を追いかけ捕球する機会がない。感覚を維持しようと41歳が奮闘中だ。試合前の練習で、若手が早出特打を行っている間に外野でノックを受け、打球方向の見極めと捕球の感覚を保とうとしている。

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