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侍J新監督任期、東京五輪限りのワケ メダルなしで猛バッシング、星野氏続投頓挫の例

 2020年東京五輪と翌21年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第5回大会は、別の指揮官の下で戦うことになるかもしれない。

 22日に都内で開かれたプロ、アマ合同の侍ジャパン強化委員会(井原敦委員長=日本野球機構事務局長)で、新監督の任期を東京五輪までとする方針が確認された。

 井原委員長は「21年のWBCに関してはまだ決まっていない。五輪で目標を達成した流れで(WBC続投を)お願いすることもあるし、(東京五輪で)一区切りということもある」と説明した。

 過去には08年北京五輪でメダルなしの惨敗に終わった日本代表・星野仙一監督(現楽天球団副会長)が猛バッシングに遭い、既定路線だった翌09年WBC続投が頓挫した例がある。

 「WBCは五輪のリベンジの場ではない」とマリナーズ・イチロー(現マーリンズ)が火の手を挙げ、レッドソックス・松坂大輔(現ソフトバンク)らも同調。急きょWBC体制検討委員会(王貞治座長=ソフトバンク球団会長)が発足し、当時の巨人・原辰徳監督が日本代表監督に選出されるドタバタを演じた。

 そんな経緯があるだけに、侍ジャパン新監督の契約期間を東京五輪までで区切るのは納得がいく。6月7日の次回強化委員会で新監督の具体的な人選に入るというが、スンナリ進むかどうか。 (江尻良文)

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