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秀岳館、強さの秘密 部員全員に1日6食徹底、「練習は日常生活なり」大事な“6S” (1/2ページ)

★秀岳館・鍛治舎巧監督(3)

 3季連続甲子園ベスト4の秀岳館(熊本)を率いる鍛治舎巧監督(66)への直撃インタビュー最終回。強さの秘密は“食”にもあった。

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 --“鍛治舎野球”のビジョンは

 「チームのモットーは『練習は日常生活なり』です。通常練習は14時から22時まで8時間。大事なのは1日24時間の中で、野球をやっていない16時間の過ごし方です。学校の授業や寮での生活を、いかにしっかり送るかが大切。整理、整頓、清掃、清潔、しつけ、さらにどうせやるならスマイルでやろうということで、“6S”を掲げています」

 --選手たちは体が大きく、体幹もしっかりしている印象を受ける

 「部員99人全員が1日6食とっています。例えば、朝はどんぶり飯で始まり、1時間目が終わったらおにぎり、昼食を挟み、18時に補食で大盛りカレーライス、20時に夕飯、最後は練習終了後に餅などで締めます」

 --選手の努力のあとを数値化している

 「個人の目標を作るために、年3回スポーツテストを受けます。スイングスピード、30メートルダッシュ、立ち幅跳び、握力など20種目あり、全国トップクラスです。やはり数値化することで頑張ります。現代っ子は他人と比べるより、自分と比べさせた方が努力する。過去の自分に勝つ、ちょっとした成功体験の積み重ねが選手を伸ばします」

 --就任時に「3年で日本一」と目標を掲げた

 「中学野球(サラリーマン時代にオール枚方ボーイズの監督を務めた)では5冠を達成して完結したので、次は高校野球で完結するだけです。昨年の春と夏、甲子園ベスト4で熊本に帰ってきたときは、地元の皆さんに『おめでとうございます』と声をかけられましたが、今春もベスト4に終わると『夏こそは!』に変わった。野球を見る次元が変わった。この変化がうれしかった」

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