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楽天とSBにあって巨人と阪神にない、「育成力」の差 (1/3ページ)

 プロ野球・交流戦の開幕カードとなる楽天との初戦に、巨人は満を持してエース・菅野智之(27)をぶつけた。ところが5回8失点と打ち込まれて屈辱のKO。

 「菅野は交流戦開幕まで、8試合に登板して3連続完封を含む6勝1敗、防御率1.58とセの球団相手には抜群の安定感を見せていましたが、この日は浮いたボールを狙い撃ちにされ、防御率も一気に2.26にまで下がった。出鼻をくじかれた巨人は3連敗を喫しました」(スポーツ紙デスク)

 リーグを代表するエースを打ち砕いた楽天は今季、12球団トップのチーム打率.283(5月31日終了時点、以下同)。32勝12敗でパ・リーグ首位を快走中だ。対する巨人は借金生活で6月を迎え、パの新興球団とかつての球界の盟主の明暗が分かれた格好である。

 パで楽天を追う2位ソフトバンクも、交流戦開幕カードではセの最下位・中日を相手に連日、圧倒的な力の差を見せつけた。

 近年、交流戦のたびに指摘されるのが「パ高セ低」だ。2005年の導入以来、過去12年間の通算成績はパの925勝821敗54分け。

 プロ野球のデータに詳しいジャーナリストの広尾晃氏は「DH制があるため、強打者の多いチーム編成となるパが有利になりやすい。メジャーのインターリーグ(交流戦)でも、DH制のあるア・リーグが2730勝2434敗と大きく勝ち越している」と制度の違いに言及する。

 その上で、巨人とパの上位球団の間には「育てる力」にも大きな差があると指摘した。

NEWSポストセブン
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