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圧巻デビューの巨人・山口俊、“クビ”差し出した堤前GMに「少しでも恩返しを…」 (1/2ページ)

 横浜DeNAからFAで巨人入りした山口俊投手(29)が、14日のソフトバンク戦(東京ドーム)でようやく移籍後初登板。堤前GMが前日(13日)に差し出した“クビ”と引き換えに、右肩を万全に仕上げて圧巻デビューを飾った。

 G戦士として初の先発マウンドに立った山口俊は、6回102球を投げ8奪三振、被安打0の快投。疲労を考慮されてお役ご免となったが、救援陣2人も無安打リレーで締めた。史上4例目、セ・リーグでは初となる、継投によるノーヒットノーランが完成した。

 華々しいデビュー戦後のお立ち台で、似つかわしくない涙にくれた。「FAで来てすごく迷惑をかけた」

 あと1日だけ間に合わなかった。球団史上最悪の13連敗など成績低迷を受け、13日に堤前GMが引責辞任。自ら交渉したFA右腕にも「これからのシーズンもある。しっかり頑張ってほしい」と最後の激励を送った。

 シーズン前半の異例人事の要因となったのは、推定総額40億円の“爆買い補強”でそろえた新戦力の不発だ。山口俊も昨季終盤に違和感を覚えた右肩の状態が上がらず、今春は3軍キャンプでリハビリを続けた。2月下旬には、じれ始めた球団上層部の意を受けた堤前GMに「可能であれば1軍キャンプに合流してほしい」と打診されたが断った。3年契約を全うする責任感から調整に万全を期す姿勢に、堤前GMも理解を示した。

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