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阪神首脳陣が狙う“禁じ手” 交流戦最後の楽天戦に全リリーフ陣投入か

 阪神は交流戦最後の楽天戦(甲子園)に強力リリーフ陣をフル回転させ、貯金増を狙っている。交流戦が日程通り18日で終了すれば、23日のリーグ戦再開まで4日間の余裕がある。これを見越した“禁じ手”だ。

 「少々酷な起用でも疲れは取れるとの計算だろう。2点くらいのビハインドなら、後半に全リリーフ陣をつぎ込み、逆転を狙う作戦に出てもいい」と阪神OBも賛同する。

 15日の西武戦(甲子園)は、6回に同点に持ち込むと、7回から桑原-マテオ-ドリス-高橋を惜しげもなくつぎ込み、延長10回、原口のサヨナラ打に結びつけた。

 「これが今年のウチの一番の強み。接戦になればなるほどリリーフ陣は崩れない。これだけ粒がそろっているのはセ・リーグではウチだけ」と球団幹部は胸を張る。

 背景に補強の成果がある。左腕中継ぎ高橋は2016年に中日からFAで獲得。右腕中継ぎ桑原も15年にオリックスからトレードで獲得した。

 「補強で当たったといえばドリスもそう。右肘の手術で一度は解雇したが、今年のキャンプでテストした結果、再雇用したのが吉と出た。最速159キロは手術前を上回り、高速スライダーにはどの打者も手を焼いている」と先のOBは評価する。16日の楽天戦(同)で、20セーブ目を記録した。

 今季は接戦でのモロさも影をひそめ、1点差試合には10勝5敗の好成績。鉄壁のリリーフ陣が仁王立ちだ。 (スポーツライター・西本忠成)

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