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塩谷、強豪アルアインへ完全移籍 広島を去る本当の理由と苦悩「今行かなければ後悔する」 (1/2ページ)

 アラブ首長国連邦(UAE)の強豪アルアインへ完全移籍することが決まったサッカーJ1広島のDF塩谷司(28)。資金力のない広島からは、有力選手の流失が相次いでいるが、今度は中東オイルマネーによる広島狩りとなった。

 16日に会見した塩谷。広島への愛着があるのは事実だが、「今行かなければ必ず後悔すると思いました」と、悩んだ末の決断だったことを説明した。2012年8月にJ2水戸から広島に移籍し、昨オフ契約を更新したばかりで、4年半も契約を残していた。

 広島にとっては突然の移籍話。森保一監督らフロントは慰留したのだが、結局、塩谷の決断は覆らなかった。

 無理もない。条件が違いすぎるのだ。現地メディアによると塩谷とアルアインの契約は、7月からの2年で年俸は2億円。UAE国内では所得税が徴収されない。塩谷は手取りでこの年俸を受け取ることになる。今季の広島での年俸は5000万円で、手取りが2500万円台とすると、実に8倍の収入となる。

 広島はクラブ規模からしても、選手に高額の報酬を用意できない。一方で、育成には実績があり、若い選手がよく育つ。塩谷もカネで移籍したと言われることは不本意で、後ろ髪をひかれたが、クラブに相応の補償があるという大義名分で移籍することになった。

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