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【甘辛戦記】3カ月ぶりの重賞獲り! “夏男”戸崎が逆襲開始

★ユニコーンS

 悩めるリーディング男に、ちょっぴり笑顔が戻った。戸崎騎手が3月のファルコンS(コウソクストレート)以来、久々の重賞Vを飾った。

 サンライズノヴァとは昨年11月に新馬Vを飾って以来のコンビ。ここ数戦は先行して末を失う競馬が続いていたが、「跳びがゆったりしているので、エンジンをかけてから長くいい脚を使ってくれる」と、豪雨のなかじっくりと脚をため4馬身差の圧勝につなげた。

 「あれくらい走れると思っていた。力を引き出してくれたね」と、函館で見届けた音無調教師も絶賛する好騎乗だった。

 ノヴァの次走はJDDが有力で「芝で2000メートルを使っているし、距離も大丈夫だと思う」とトレーナー。大井といえば、ジョッキーが生まれ育った庭。JDDも10年マグニフィカ、14年キョウエイギアで勝っており、コンビ継続ならさらに破壊力を増してくるだろう。

 この日は重賞を含め5勝の固め打ちで、「久しぶりなので優勝インタビューがあるのを忘れていました。また立てるようにします」と笑わせていたが、まったくのジョークでもないか。重賞をなかなか勝てずに、内心は穏やかではなかったはずで、この勝利が何よりの良薬になりそうだ。

 昨夏はラジオNIKKEI賞優勝(ゼーヴィント)からセントライト記念2着(同)まで、JRA新記録の重賞騎乗機会10連続連対を樹立。ぶっちぎりでサマージョッキーズシリーズ優勝に輝いた。「去年は良かったですから。また今年も頑張ります」とキッパリ。圭太の盛夏が始まった。(夕刊フジ・漆山貴禎)

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