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19年日本大会に光明… 南ア撃破の15年W杯戦士・トンプソン復活「桜のジャージーを着ると力がわいてくる」 (1/2ページ)

 24日に東京・味の素スタジアムで行われたラグビー・リポビタンDチャレンジカップで、日本(世界ランキング11位)はアイルランド(同3位)に13-35で敗れた。2019年W杯日本大会の1次リーグで同じA組で対戦する相手に連敗を喫し、本大会での厳しさが浮き彫りに。一方、3勝を挙げた15年W杯戦士が復活し明るい材料を提供した。

 196センチの長身をかがめ、突進してくるアイルランド選手に体当たり。起き上がってまたタックル。15年W杯戦士のトンプソン・ルークが、2年ぶりの代表復帰とは思えぬ存在感を示した。

 1週間前の17日に同じアイルランドに22-50で敗れた(静岡)後、「勝利への意欲に欠ける」と怒りをあらわにしたジェーミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が急きょ呼び戻した選手だ。37歳のトンプソンに頼ることには批判的な声もあったが、そのタックルは、15年W杯で南アフリカ共和国を破る大金星を挙げた試合を再現するような激しさだった。

 アイルランドのジョー・シュミットHCは「日本の固いディフェンス、質の高いタックルに苦労した」と語った。また、日本のリーチ・マイケル主将も「トンプソンの体を張ったプレーがチームを勇気付けてくれた。ジョセフが次に彼を招集するか注目したい」とチーム最多の24回のタックルを決めたベテランの力を評価した。

 トンプソンはタックルだけでなくラインアウト、モールでも活躍。当の本人は「桜のジャージーを着ると力がわいてくる」と言ったが、新生ジャパンに活を入れたことは確かだ。

 また、17日の対戦で圧倒されたスクラムも、明らかに改善された。15年W杯で南アを破ったときも、スクラムで押し込むことができたのが要因で、決勝点もペナルティーを得てゴールを狙わずスクラムを選択したところから始まった。

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