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長嶋巨人、堀内巨人、由伸巨人、史上最弱のジャイアンツは? (1/4ページ)

 巨人の83年間に及ぶ歴史の中で「最弱」と呼ばれているのは、球団史上唯一の最下位に沈んだ1975年の長嶋巨人。1974年にゲーム差なしの2位でV10を逃がした川上哲治監督が勇退し、現役を引退したばかりの長嶋茂雄氏が監督に就任した1年目だった。

 当然、V奪還が期待されたが、開幕6試合目で最下位に転落。そのまま一度も浮上することなく“独走”し、終了時の勝率は球団史上最悪の3割8分2厘。首位広島に27ゲーム差をつけられた。

 劣らず負け続けたのが2005年の堀内巨人だった。最下位は逃れたが、球団史上最多の80敗を喫し、シーズン後に堀内恒夫監督は契約期間を1年残して退任した。

 そんな“2弱巨人”に肩を並べようとしているのが、今シーズンの由伸巨人である。勝率4割4分6厘(交流戦終了時点。以下同)で4位ながら、シーズン折り返し前で首位広島とのゲーム差は11.5。このペースで行くと20ゲーム以上の差をつけられる。

 では、仮にこの3チームが戦ったとしたら、“最弱”はどのチームか--。

 ●攻撃力では由伸巨人が長嶋巨人より下

 チーム打率が最も低いのは、2割3分6厘の1975年長嶋巨人。スタメンには柴田勲、土井正三、淡口憲治、王貞治ら錚々たる面々が並ぶが、『巨人V9 50年目の真実』(小学館)の著者・鵜飼克郎氏はこう語る。

 「1975年は王が故障で出遅れ、柴田勲、土井正三らV9戦士もすでに全盛時の力はなく、打撃力ダウンは歴然でした」

 「コンコルド打法」で知られ、1975年最弱期の主力だった淡口憲治氏が振り返る。

NEWSポストセブン
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