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阪神“急ブレーキ”の原因は回ってきた“ツケ” ライバルのセ球団首脳「バテがくる暑い時期から差が出る」 (1/2ページ)

 漆黒の闇のトンネルから虎が抜け出せない。阪神は6月29日の中日戦(ナゴヤドーム)で2試合連続の零敗を喫し、今季初の同一カード3連敗。この日も得点圏に4度、走者を進めたが生かせずじまいで、連敗は2年目を迎えた金本阪神ワーストタイの「7」に伸びた。一時は広島と首位争いを演じたが、振り向けばリーグ3位DeNA、同4位の中日の足音が聞こえる。いつ、泥沼から抜け出せるのか。 (山戸英州)

 「見ての通りですね、苦しいよ。このメンバーしかいないのだから…」

 この日は相手先発左腕・大野との相性をにらみ右打者6人をズラリと並べたが、結果が出ない状況に試合後、金本知憲監督(49)の顔はさえなかった。

 ベテラン・福留は休養の意味でベンチスタート、好調の鳥谷を5番に上げ、6番にはドラ1ルーキー・大山悠輔内野手(22)=白鴎大=をプロ初スタメンで起用したが2打数ノーヒット(1四球)。全体でも散発4安打と沈黙し、4試合連続タイムリーなし。

 7回2失点と粘投したメッセンジャーを見殺したことに、片岡打撃コーチは「この3連戦で1点しかとれていない。投手が頑張っているのに助けられず申し訳ない」と頭を下げた。

 これで試合のなかったリーグ3位・DeNAとは3ゲーム差、同4位の中日とも4・5ゲーム差。ジワリジワリと追い詰めらている。指揮官をよく知る球界関係者は「結果が出ないと若手をコロコロ変える手法は、競争心をあおれる半面、負けが込みだすと、モチベーションが維持しにくい要因にもなる。難しい判断を強いられている」と同情する。

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