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阪神D1・大山、恩師が明かすブレーク秘話「2軍スタートは正解」

 「今日も幸せです!」

 阪神のドラフト1位ルーキー、大山悠輔内野手(22)=白鴎大=が大観衆を前に2日連続でお立ち台に上がった。

 2日のヤクルト戦(甲子園)では2安打1打点と活躍しチームの4カードぶりの勝ち越しに貢献。前日1日の同カードでは、プロ初安打がチームの8連敗を止める決勝3ランになり「いままでの人生で一番幸せな時間でした」と叫んだ。

 2試合連続で仕事をやってのけた大山に金本監督は「うちにはいない、いいモノを持っている。いま戦力になってくれている」と目を細めた。

 一方、「彼は持ってるね!」と喜んだのは、昨年まで大山を指導した白鴎大野球部総監督で阪神OBでもある藤倉多祐(59)氏。前日の試合後、「初ものづくしですげーじゃん」と祝福のメールを送信。本人からは「ありがとうございます!」と返信があった。

 大山は2月のキャンプは1軍に帯同。オープン戦でも打率・333の成績を残したが、体作り優先のため開幕2軍スタートとなった。

 昨秋のドラフトでは直前まで即戦力投手指名が有力視される中で大山を指名した経緯があるだけに、周囲からは「それ見たことか。ドラ1が体力不足とは情けない。やはり投手を指名すべきだった」と批判する声が上がった。

 それでも藤倉氏は「この流れでよかったと思います」とうなずく。

 「皆さんは一昨年のドラ1の高山くんのような活躍を想像されたと思うけど、東京六大学野球出身者と違い、大山は大観衆の前でのプレー経験が少なく、体格もきゃしゃ。ピンストライプのユニホームもブカブカだった。いまはお尻や体がデカくなったかな」と成長を指摘する。

 先月18日、1軍に昇格した際にはあえて「あまり結果ばかりを求めるなよ」と助言したという。

 一歩ずつ着実にプロの階段を上がる大器の今後が楽しみだ。 (山戸英州)

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