記事詳細

【江尻良文の快説・怪説】危機的状況の由伸巨人、長嶋流「欲しがり戦略」でチーム再生だ 早実・清宮獲りは必須 (1/2ページ)

 まだオールスター前だというのに、早々と危機的状況に追い込まれている由伸巨人。「首位・広島を見習って若手育成に力を入れろ」という声もあるが、とんでもない。チーム再生には長嶋流のFA&ドラフトダブル補強が必要だ。

 陽、山口、森福のFAトリオの補強失敗が批判されているが、FA補強そのものが低迷の元凶ではない。獲得したメンバーの問題だ。

 パ・リーグで大本命のソフトバンクとマッチレースを展開している楽天の最大の原動力は、西武からFA移籍して6勝を挙げている岸だ。一方、セ・リーグで阪神が昨季4位から2位に躍進しているのは、オリックスからFA移籍した糸井の存在が大きい。

 今オフには国内FAでオリックスのT-岡田、日本ハム・中田、西武・牧田、海外FAでソフトバンク・長谷川といった面々が資格を取得する見込みだ。国内で西武・秋山、海外でヤクルト・川端もいるが、こちらは所属球団と複数年契約を結んでいる。巨人とすれば、身辺調査を進め、準備を整えておく必要がある。

 長嶋茂雄終身名誉監督は監督在任中、「何でもほしがる長嶋さん」と揶揄されながら馬耳東風。早くから周辺情報を収集し手抜かりはなかった。

 「巨人は常に勝つことを求められているが、それだけではない。ファン、マスコミが毎日一挙手一投足を追うようなスター選手が常に必要なんだ」と独自の哲学を語り、有言実行。落合をはじめ川口、広沢、清原、工藤、江藤と次々に大物FA選手を獲得。一方で、ドラフト会議では松井秀喜を独断専行で指名、獲得した。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース