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日本人名将育たない負の構造 「従業員」扱いの親会社とプロじゃない監督 (1/2ページ)

 J1広島・森保一前監督(48)の電撃辞任には驚かされたが、いまのJリーグ各クラブには“名将”が生まれにくい構造的な問題がある。過去に4つのクラブで監督を務め、すべてで解任を経験した本紙評論家・清水秀彦氏(62)が「親会社が監督を“従業員”と見なしているようなクラブもある」と怒りを込めて苦言を呈する。(聞き手・久保武司)

 --日本人監督ではピカイチの森保さんが辞めてしまいました

 清水「驚いたね。でもな、ルヴァン杯の試合後に話を聞いたとき(6月29日発行の本紙に掲載)、そんな気もしたよ。G大阪からパトリックを獲得する話をしただろ? 監督の心情なら、点を取れる助っ人がくるのはとてもありがたいはずだが、心ここにあらずという感じだった」

 --シーズンの半分を消化したところでケジメをつけた

 「あいつなりの精いっぱいの“最後の抵抗”だったのかもしれない」

 --というと?

 「今季のJ1は18クラブ中13クラブが日本人監督だが、前半戦を終えて、ポイチ(森保氏)の辞任を含め退任した4人は全員日本人だよ」

 --外国人監督は総じて年俸が高く、自己主張も強いから、簡単にはクビを切りにくい事情があります

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