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ヤクルト・ライアン小川、球宴どころじゃない! ただ1人選出も2試合連続の救援失敗、チーム「これでは出づらい」

 ヤクルトは9日の広島戦(神宮)で1点リードの9回、抑えに回っているライアンこと小川泰弘投手(27)が同点に追いつかれ2試合連続の救援失敗。結局、延長12回の末3-3で引き分けた。

 それでも伊藤投手コーチは「追いつかれたけど、次の1点を与えなかった。前回登板(7日の3被弾6失点)に比べるとよかった」と今後もストッパー・ライアンを継続させることを明言。

 「リハビリ明け(左脇腹肉離れ)で、状態を上げるためにやっている最中。遠投とかしっかりできれば」と言うように、本来ならオールスター期間中はじっくり調整にあてさせたいところだ。

 しかし借金21で最下位に沈むヤクルトから、球宴(14日=ナゴヤドーム、15日=ZOZOマリン)に選出されているのは、監督推薦の小川だけ。近年では2014年のロッテが鈴木大地だけだったが、たった1人は異例のことだ。

 リーグ7位の打率・307をマークしている雄平も右手首骨折で手術。ブキャナン、バレンティンは好成績だが、外国人枠(4人まで)で選出漏れ。昨季まで2年連続トリプルスリーの山田も打率・223の不振にあえいでいる。そこで4勝3敗、防御率3・22の小川にお鉢が回ってきた。

 ルーキーイヤー以来4年ぶりの選出となったが、度重なる救援失敗でチーム内からは「これでは出づらい。球宴どころではないだろう」との声が上がっている。

 「誰も出ないわけにはいかないし、近藤(25試合1勝0敗、7ホールド)でもいいかと思ったけど、選ばれたときは防御率がもっとよかった(2・31)から小川だったんでしょう」(チーム関係者)というが、故障者続出のしわ寄せが球宴にまで押し寄せた。(塚沢健太郎)

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