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成績不振の巨人、鹿取GMは3年計画で再建を チームを見る「目」が大事 (1/2ページ)

 6月13日に就任した巨人・鹿取義隆GM(60)と、10日のヤクルト戦前に東京ドームで話をした。4月にGM補佐に就任したばかりだが、成績不振の責任を取って退任した堤前GMに代わり、チームの再建を担うことになった。

 私にとっては巨人、そして高知商野球部の後輩だ。ただ鹿取GMは、かつて日本テレビ系の巨人戦中継で実況を務めた福留功男さんと同じ香美(かみ)市出身で、高知県の中でも群れたがらない気風で知られる。

 現役時代は主に救援投手として活躍。コーチになってからは理論家で鳴らした。この日も私がぶつけた質問に、理路整然と答えてくれた。私はこの春、旧友である米大リーグ・カブスのマドン監督の好意で、オープン戦のベンチに入れてもらったが、私はメジャーの投手が投げる140キロの速球が、日本の投手の同じ球速の球よりずっと速く感じた。鹿取GMはその理由を、向こうの投手の方が大柄でステップが大きく、球を離すポイントが日本の投手よりも本塁寄りになるからだ、と説明してくれた。

 1人よがりでは組織は動かない。人を動かすために必要な“相手に伝わる言葉”を鹿取GMは持っている。上を見るのではなくチームの方をよく見ながら、自分の色を出していってほしい。

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