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名将が掲げる“ディズニーランド構想”とは? 甲子園へ「勝つ準備はするが勝ちたいとは思わない」 (1/2ページ)

★仙台育英野球部・佐々木順一朗監督(3)

 東北勢初の全国制覇(白河の関越え)を狙う宮城・仙台育英高校野球部の佐々木順一朗監督(57)に聞く最終回。甲子園で2度準優勝し、悲願まであと一歩に迫った名将が掲げる“ディズニーランド構想”とは何か。

 --日頃、部員によく話すことは

 「気の利く人間になりなさいと。インタビューされたとき、何を聞かれていて、何を答えるべきかを分かって行動しなさいと話しています。気の利く人間になれば、気の利く野球ができるようになりますから」

 --監督が提唱する“ディズニーランド構想”とは

 「気の利く行動を考えさせようとしたとき、ディズニーランドに行かない子はいないし、そこで嫌な気持ちになる子もいないと思いつきました。その理由を考えたとき、キャスト(スタッフ)のおかげだと。キャストは1日に何回も同じことをしているのに、お客さんを何回でも新鮮な気持ちにさせている。野球の試合をアトラクションやショーの一部と考えてみなさい、そんな感覚で『自分たちがキャストだと思って取り組みなさい』と言っています」

 --2001年春と15年夏の2度、甲子園で決勝に進出し敗れた

 「力がなかったのに、なぜか決勝まで行っただけだと思っています。15年の東海大相模との決勝は、佐藤世那(現オリックス)や平沢大河(現ロッテ)がいて、チームになりつつあったから、あそこまで行けた。まず、あらゆる面から見て優勝できるぞという状況を作ることじゃないでしょうか。最終的には、弱かろうが勝つときもあるし、強かろうが負けるときもあります」

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