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ドラ1ルーキー勢“外れの外れ”が出世頭 DeNA・浜口が6勝、新人王レース混とん

 セ・リーグ新人王レースがなおさら混とんとしてきた。6勝を挙げてリードしていた横浜DeNAのドラフト1位ルーキー左腕の浜口遙大投手(22)=神奈川大=が左肩違和感のため、セの新人でただ一人選ばれていたオールスター出場を辞退。規定で球宴終了後の公式戦10試合には出場できなくなった。

 浜口は“外れの外れ”1位だ。DeNAが最初に1位指名したのは、中日と競合した明大・柳裕也。5割の確率だったが、これを外し、今度は桜美林大・佐々木千隼を指名したら、前代未聞の外れ1位に5球団重複というサプライズ。ロッテ、巨人、日本ハム、広島と競合し再び外れた。

 ところが、外れ1位で佐々木の当たりくじを引いたロッテの方が大誤算。即戦力として大きな期待を寄せたが、2勝7敗の成績。「向かっていく姿勢がない」と伊東監督が激怒。佐々木は6日に二軍落ちした。

 中日・柳の方も1勝2敗の成績だから、2度もクジを外して浜口を獲得したDeNAは結果オーライだろう。

 最多の5球団がドラフト1位に重複指名しソフトバンクが獲得した創価大・田中正義は1軍登板なし。即戦力ナンバーワンの触れ込みだったが、大学4年の時の右肩故障が尾を引いているのか。

 単独1位指名した中では、オリックス・山岡泰輔(東京ガス)が3勝6敗だが、防御率2・54の内容を買われて球宴出場。阪神・大山悠輔内野手(白鴎大)はようやく1軍にはい上がってきた段階だ。“外れの外れ”が出世頭のドラ1勢は今後、どんな成長曲線を描くのか。(江尻良文)

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