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《zak女の雄叫び お題は「山」》プロ野球“チャレンジ制度”導入を検討中 設備面が課題 (1/2ページ)

 プロ野球で数々のドラマを生み出してきた「審判のジャッジ」。元審判員の二出川延明さんが残した「俺がルールブックだ」という名言に象徴されるように昔は、審判の判定は「絶対」だった。しかし最近は、本塁打などの判定にリプレー検証が用いられるようになり、審判の権限は少しずつ低下しているように感じる。さらに、日本野球機構(NPB)では、米大リーグ(MLB)で採用している「チャレンジ制度」に近いリプレー検証の制度を導入しようと検討中。早ければ来季にも実施する可能性があり、審判のあり方が様変わりするかもしれない。

 MLBでは、監督が審判に映像による検証を要求できる「チャレンジ制度」を2014年から導入している。1試合に2回までの権利が与えられ、1回目に失敗すると2回目の権利を失う。ストライク、ボールの判定以外の塁上のアウト、セーフやフェア、ファウル、本塁打の判定などほぼすべてのプレーが対象になっている。昨季は1531回の要求があり、判定変更が787回(51・4%)、判定支持が744回(48・6%)とかなりの確立で判定が覆っている。

 現在、プロ野球でリプレー検証の対象は、本塁打や外野フェンス際の飛球の判定、本塁上のクロスプレー、塁上での危険なスライディングの有無の判断に限られ、審判が必要と判断した場合のみに実施されている。NPBでは、リプレー検証の対象を本塁以外でのアウト、セーフの判断などにも拡大し、チーム側からの要求で実施することも含めて検討している。NPBの井原敦事務局長は「MLBの制度に近いイメージを持たれると少し違う。リプレー検証の発展系」と説明する。

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