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「転がせ、たたきつけろ」はもう古い? 大リーグを変える「フライ革命」 (1/2ページ)

 野球経験のある読者なら、「フライを打つな」と教えられたことがあるのではないか。米大リーグでは今季、フライを奨励する打撃理論『フライボール・レボリューション(革命)』が注目されている。

 「配球の傾向が変わってきている。ボールをすくい上げようとする打者に対し、高めのボール球で勝負するケースが増えている」とは大リーグにも詳しいサンケイスポーツ専属評論家、小早川毅彦氏の分析だ。

 ボールのやや下をとらえて打ち上げようとする“意識革命”が急速に進んだのは、最新の映像解析技術によってプレーを数値化する『スタットキャスト』の影響だ。打者なら打球の角度や速度、飛距離などをデータ化。「打球の初速が100マイル(約161キロ)以上で、10-35度の角度で飛ばせば安打の確率は7割以上」と具体例が示されている。

 早くから『フライ革命』を導入していたアストロズは今季のチーム本塁打数が30球団トップで、西地区首位を独走。熱心な信奉者といわれるドジャースのジャスティン・ターナー三塁手は、今季の球宴に32歳で初出場を果たした。

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