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【江尻良文の快説・怪説】山口俊の飲酒暴行トラブル、甘かった巨人側の“身体検査” DeNA時代のウワサが事実なら…

 巨人・山口俊が起こした飲酒による暴行トラブル。3年ぶりのV奪回へ投手陣の切り札としてFAで獲得した巨人側の“身辺調査”に手抜かりはなかったのか。

 11日未明に病院へ行き、扉を壊して警備員に暴行。それを巨人側が把握したのは山口俊の予告登板日の18日(対中日=ナゴヤドーム)の午前中だった。事件後すぐに球団に報告、誠意を持って病院、警備員側と話し合うのが常識。山口俊の無責任な言動がすべてだが、DeNA時代からの酒に関するよからぬウワサが事実なら、巨人側の事前の“身体検査”不足が新たな問題としてクローズアップされる。

 巨人側には山口の人となりを知る上で格好の人物が2人もいる。

 後半戦からブルペン担当に配置換えになった尾花高夫投手コーチは、山口俊が抑え投手として頭角を現したときの横浜監督だ。10年に30セーブ、11年には自己最高の34セーブを記録。この2年間、尾花投手コーチは横浜監督を務めている。

 もう1人はDeNAが球団買収して監督に就任した巨人OBの中畑清氏だ。12年から15年まで4年間監督を務め山口俊を先発に転向させている。

 この2人から球団側が事前にタップリ情報収集していれば、今回の不祥事を未然に防げたのではないか。今さらながら惜しまれる。(江尻良文)

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