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巨人「3軍」存続不安 27人大所帯だが「大ヒット」出ず廃止を勧める声も (1/2ページ)

 巨人では、3軍制の旗振り役だった堤前GMが志半ばで退団し、育成選手を大量に抱える意義が問い直されている。

 育成選手の青山誠外野手(28)、増田大輝内野手(23)が28日、球団と支配下選手契約を締結。4月に登録された篠原慎平投手(27)を含め今季、育成契約からの昇格は3人となった。

 それでも狭き門だ。2015年途中に就任した堤GMは3軍制の復活を掲げ、同年秋の育成ドラフトで7選手を獲得。昨秋も8選手を指名し、今季開幕時点で育成選手は総勢27人の大所帯に。これは1軍登録枠上限の28人に匹敵する規模だ。

 だが補強失敗で球団ワースト13連敗を招いたとして、6月に堤GMが引責辞任。球団内には「3軍をどうするのか」と先行きを危ぶむ声が上がった。「ソフトバンクが強いから、マネをして3軍をつくっただけ。ドラフト上位もろくに育てられないのに、育成選手を大量に抱えても本末転倒だろう」と廃止を勧める球団OBもいる。

 育成選手制度の草創期には山口鉄(05年育成1巡目)、松本哲(06年育成3巡目)が2年連続で新人王に輝くなど、新たな人材発掘の鉱脈となる可能性を感じさせたが、近年は“大ヒット”から遠ざかっている。今季昇格した3選手にしても、チームの根幹ではなく枝葉のタイプだ。

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