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【清水秀彦 そういうことだろ~】フロントはオーナーに反論してこそプロの仕事だろ! J1今季途中6人の監督交代劇で見えた根深い問題 (1/2ページ)

 J1で11位と苦戦している神戸・ネルシーニョ監督(67)の解任が16日に発表された。J1では今季途中6人目の監督交代劇。まだシーズンは半分近く残されているというのに、昨季途中の3人と比べても異常なハイペース。勝てば官軍、負ければ賊軍が、勝負の世界の宿命とはいえ、Jリーグの指揮官交代の裏には根深い問題が潜んでいる。 (聞き手・久保武司)

 --ネルシーニョ監督が解任

 「びっくりしたね。ポイチ(広島・森保一前監督)の時が一番驚いたけど、それに次ぐ驚きだ」

 --開幕4連勝の好発進だったが、年俸6億円の大物助っ人ポドルスキが加入してからは皮肉にも1勝3敗

 「ネルシーニョさん自身が欲しいと思った選手は、ほとんど獲得していないよ。これで勝て、と強制されるのは厳しいわな」

 --神戸はオーナーの三木谷浩史氏の強いご威光がある

 「もちろんそれは知ってるよ。監督からすれば、ありがたい部分もある。ただな、オーナーがこうしろって言ったことが間違っていると思ったなら、きちんと反論しなきゃでしょ? それこそプロのフロントのお仕事だ。Jリーグには、フロントが“YESマン”ばかりのクラブがまだたくさんあるからね。要するに、アマチュアの発想だ。上が言うことには100%従うっていうやつらね」

 --監督は結果が悪かったらクビになる

 「それは当然。でもな、ネルシーニョさんに思う通りのチーム作りをやらせれば、すごくいいチームを作る。それはヴェルディ(現J2東京V)、柏の監督時代に証明しているだろ。何しろ2010年にJ2で優勝させた柏を、昇格1年目の翌11年にJ1で優勝させたんだぜ」

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