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“しくじり先生”巨人・山口俊が犯した3つのアウト 周囲的確な助言送れる存在がいない不幸も (1/2ページ)

 業界最老舗に破格の待遇で引き抜かれながら、二重三重の判断ミスで絵に描いたような転落劇。巨人・山口俊投手(30)は組織で働く者に多くの教訓を与える、格好の“しくじり先生”だ。

 巨人は18日、山口俊が警視庁目黒署に傷害と器物損壊の疑いで書類送検されたのを受け、東京・大手町の球団事務所で会見。右腕は「自分の軽率な行動により、多くの方に迷惑をかけた」と何度も頭を下げた。石井球団社長は「平穏であるべき真夜中の病院で、このような騒ぎを起こしたことは責任重大」として、今季終了までの出場停止、罰金と減俸を合わせ1億円以上に及ぶ制裁金を科す処分を発表した。

 昨季オフに横浜DeNAからFAとなり、推定3年総額10億円の大型契約で加入も、故障で出遅れ6月に1軍初登板。その矢先に起こしたトラブルは、社会人の基本の“ホウレンソウ”(報告、連絡、相談)を怠ったせいで、いたずらに問題が拡大した感がある。

 球団の調査によれば、7月11日に30歳になる山口俊の誕生パーティーが10日夜から都内の飲食店で催され、本人がガラスで右手甲を切って出血。この時点でかかりつけの病院がないなら、球団マネジャーなどに相談するべきだった。だが酒に酔って商売道具を傷つけた後ろめたさからか、新天地で気心の知れたスタッフがいなかったせいか、自力での解決を選んだ。

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