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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「猛」》松山英樹の恩師直撃取材のウラ-猛烈アタックより真心 (1/2ページ)

 『記者』という仕事には、さまざまな“要素”が求められる。そのうちの一つに「フットワークの軽さ」があげられる。

 先日、ゴルフの松山英樹選手に関連する取材を行った。「松山選手の恩師の話が聞きたい。アポイントを取ってくれ」という上司の指示に戸惑った。実は私、ゴルフの取材をしたことがほとんどない…。情報も人脈も経験もない…。

 「どうしたものか」と困ったが、刻一刻と過ぎていく。書面やメールでやりとりを行う時間的な余裕はない。よし、まずは恩師の所属する学校へ電話で連絡をしてみよう。

 運の良いことに、学校の事務局から話が渡り、ゴルフ部の部長から私の携帯電話に連絡が入った。恩師は取材を受けたがるタイプではない、という前置きがあった後、「携帯電話の番号をお伝えするので、本人に取材の内容を話してみてください」と言われた。

 チャンスは渡した。それをものにできるかどうかはあなた次第、というわけである。

 電話は難しいツールだ。目の前にいない相手を“声だけ”で説得するのだから。直接会えば、親近感や同情心を抱いてもらえるかもしれない。同じ空気を共有すれば、好奇心や共感を感じてもらえるかもしれない。だが、電話で唯一伝わるのは声だけなのだ。

 このとき、相手に伝えることは、『取材の内容』だけではない。それは単なるきっかけに過ぎない。最も大切なのは、「この人、感じがいい。悪い人間ではないのだろう」という『人間性の輪郭』を伝えることだと思っている。

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