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【ハリル最後の決戦 8・31豪州戦】孤立無援の指揮官は「裸の王様」 招聘した霜田前技術委員長は辞任、関係者も嘆き節「運を天に任せるしか」 (1/2ページ)

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 W杯最終予選の豪州戦(31日=埼玉スタジアム)でドロー以下に終われば、バヒド・ハリルホジッチ監督(65)解任-その外堀が着々と埋まっている。

 一大決戦に向けて日本サッカー協会・田嶋幸三会長(59)は「全力で監督をサポートしていくことにはかわりない」とコメントしているが、額面通りには受け取れない。ハリル・ジャパンに思い入れも責任もないのが実情だからだ。

 ハリル監督を招聘したのは霜田正浩・前技術委員長(50)。現在Jリーグ副理事長の原博実氏(58)が協会理事時代に陣頭指揮をとりリストアップしたが、霜田氏は昨年11月に突然辞任。ハリル監督は協会での後ろ盾を完全に失い、「裸の王様」になってしまった。

 実は過去にも似たような状況があった。ハリル監督と「その言動がうり二つ」と多くの協会関係者が指摘する、2002W杯を指揮したトルシエ氏も、予選中に四面楚歌の状態に。当時は協会会長だった故・岡野俊一郎氏が「君のことを最後まで守る」とたったひとりでトルシエ氏の支持に奔走した。残念ながら、ハリル監督はまさに孤立無援で、岡野氏にあたる存在はいない。

 霜田氏と原副理事長の2人は八百長疑惑で15年2月に解任されたアギーレ氏、また前回のブラジルW杯で惨敗に終わったザッケローニ元監督を招聘した「責任者」でもある。10年第2次岡田ジャパンでベスト16まで進出したW杯南アフリカ大会以後の代表強化は「W杯ベスト8」と目標をたて、この2人を中心に動いてきた。

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